今朝、外ネコでエサやりをしている「ネクタイ」ちゃんが亡くなった。
朝7時半、おくちゃんよりネクタイちゃんが車に後ろ足を轢かれて引きずっていると電話があり、すぐにかけつけた。
ネクタイちゃんは塀と隣の会社の狭い隙間に逃げ込んで、痛さと怖さで小さくなっていた。
私たちがどうしようと考えていると隣の会社の人が「どうかしたの?」と声を掛けてくれた。
私も隙間に入らせて下さいとお願いしようとしていたので、本当に有り難かった。
出口の方に捕獲器を仕掛けて奥から追い立てて貰った。
前足だけで後ろ足を両方引きずっている。思ったよりかなり重傷のようである。
なんとか捕まえて病院に行かないとと気持ちだけが焦る・・・
隣の人の協力もあり、なんとか捕まえることが出来た。
この時点で8時10分過ぎ。
何の用意もしてなかったから、慌てて家に帰り仕事にも行かないといけないので用意をして再び家を出る。
タクシーで病院へ急ぎ着いたのが9時。
先生に野良ネコが車に轢かれて足を骨折していると告げると、レントゲンを撮るというので、捕獲器の布を外した。
さっきまで布越しに「シャー」って言ってたのに・・・
「なんで・・・?」
布を開けるとネクタイちゃんは亡くなっていた。
どうして。。。
足の骨折と思っていたのに、内蔵の方も損傷していたようで急変したみたいです。
もうちょっと早く着いてたら助かったんやろか?
なんで助けてあげられへんかってんやろ。。。
ネクタイちゃん、ごめん。
怖い思いと痛い思いをさせたのに、助けてあげられなかった。
まして、最後を看取ってあげることが出来なかった。
ほんまに、ごめんね。
ネクタイちゃんは1歳半ぐらいの男の子です。
名前の由来は、白黒でちょうどネクタイをつけているかのように首からお腹にかけて白かったので・・・
まるで女の子のようにかわいいクリクリお目目の男の子でした。
触ることなんてもちろん出来なくて、私たちを見るとちゃんと分かってて走ってくるけど、近づきすぎると「シャー」って言うし、「どっちやねん」とつっこみを入れたりすることも・・・
今日、初めてネクタイちゃんをおもいっきり触ることが出来ました。
とってもフワフワでもう冬毛になってたんやね。
とっても柔らかかったです。
やっと。。。
やっと、触ることが出来たのに最後なんて。。。
ネクタイちゃん、悲しすぎるよ。
――かわいいでしょ。。。
頑張ってお外で生きてきた証拠にほんとなら真っ白の毛がグレーになってます。
肉球もカサカサですね。
ネクタイちゃん。。。
もうお腹もすかないし、寒くもないし、怖い思いもすることなんてないからね。
ごめんね・・・
お外の世界から救ってあげることが出来なかった。
よくゴロンゴロンしてたね。この間は起用に自転車の後ろのカゴの中に入って待っててくれたね。
ほんまにかわいかったよ。
ごめんな、助けてあげれなくて。。。
虹の橋でお利口さんで待っててね。
必ず行くから、それまで待っててね。
その時は、シャーって言わんといてな。
ネクタイちゃん、絶対いつかまた会おな。
絶対会えるよな。
それまで、バイバイ。。。